こんにちは、
air-GINZAの長門です。
※撮影は以前行われたものです。
本日、ご紹介するのは
暗髪の作り方
早速いきましょう
暗髪(クラガミ)って何?
もちろん読んで字のごとく、暗いヘアカラーの髪色のことです。
黒髮、と同じように扱われますが
黒髮は日本人が地毛で持っている生まれたての髪のこと
黒の正体はメラニン色素
欧米の人の地毛はブロンドによっているのに対し
アジア人は黒がベースとなっております。
ヘアカラー協会の髪の明るさを測るレベルスケールによると
だいたい、3レベルから5レベルがアジア人の地毛と言われています。
地毛の黒ももちろん綺麗なのですが、
最近流行りなのは、
一度、ベースを明るくしてから、そこに
暗いカラーをかぶせる。
そうすることによって、透明感のある暗い髪を作ることができます。
なぜ、一度明るくするのが良いか
というと、
アジア人の地毛の黒は、メラニン色素の黒
そのメラニン色素はほとんどの人が「赤」ベースで構成されております。
この「赤」が非常に厄介。
どうしても、顔色を黄色く見せてしまう効果が。
なので、肌に透明感を出すには
この「赤」を極力少なくしたほうが良いとされてます。
そのために、一度、地毛を明るくして「赤」を一度取ります。
その「赤」が取れた明るめベースに
「青」だったり「灰色」ベースの濃い色素を加えることによって
「赤」を感じない黒を作ることができます。
そういった、狙いのある「黒」を
サロンでは「暗髪」と呼ばれます。
「暗髪」のメリット
「暗髪」のメリットとしては
最初に挙げた、「肌」の見え方がとても綺麗に見える
そして、「赤」がないことによる、「透明感」
陽の光に当てた時に
奥が透けて見えるような柔らかい質感を作ることができます。
もちろん、遠くから見たら「黒」に見えますので
オフィスでも浮かないですし、洋服も選びなおす必要はありません。
日本人女性にぜひおすすめしたいカラーレシピです。
本日は
その「暗髪」を簡単に作ることできると言われる
DEMI「フュージョニスト」の最新作
「シャドウブルー」の最速レビュー!!
いつものYouTubeに乗せて
お送りします。
モデルは「なる」
そして、アシスタントとして「狩野」
この3人で、フュージョニストの新作を使って
めちゃめちゃ綺麗な暗髪を作って行きます。
beforeはこちら
before
前回のカラーから1ヶ月半
いい感じに褪色しているので、
新作カラーの検証をするのに最適
早速塗っていきます。
今回使用するのは
フュージョニスト
「4シャドウブルー」
単品で
2剤は同じくフュージョニスト
アルカリキャンセル AC3.0%
等倍です。
さ、塗っていきますか、、、、
と、思ったら
驚愕の事実!!
薬剤の色が
なんとショッキングピンク!!!!
めちゃめちゃピンク!!!
到底「青」が含まれているとは思えませんwww
戸惑いながら、しっかりと全頭に塗布。
塗布後、15分放置。
カラーチェックしたら
なぜかピンクが少し消えてました
安心www
そして、4レベルっぽく
かなり濃いめの色素が入ってます。
ちゃんと「青」も感じます。
よしよし
これでしっかりとシャンプーします。
水洗後
流し終わりました。
すごく良い感じ
赤みを全く感じない
暗髪
失敗しやすいのは
しかも、「青」系で暗髪を作ろうとすると
だいたい失敗するのは
「緑」になってしまうパターン
なぜかというと
「赤」が抜けると、その次に「赤」が変化した
「黄色」になる
その「黄色」に「青」が乗っかると
絵の具の要領で「緑」が出てきてしまう。
それが一番多い失敗例です。
よくセルフカラーで金髪になった女子高生とかが
「アッシュブラック」みたいなネーミングの市販のカラー剤で染めた時に
陥りやすい失敗例となります。
サロンでも、
「青」を入れておけばいいだろう
といった考えで
フュージョニストの「ネイビー」や
アディクシーの「サファイア」で
暗くすると「緑」になってしまいます。
なぜ、今回はミックスなしの単品なのに
「緑」が出なかったのか、、、
それは、「シャドウブルー」の持つパワー
暗くする設定で「緑」が出ないように
「ピンク」が少量入っている模様です。
だから、剤の色がピンクだったのかもしれません。
完成!!
そして、言わずもがな
この剤の持つ「ツヤ感」は素晴らしい。
カラーしただけなのに
トリートメントを重ねたような「ツヤ」
最高の仕上がりです。
気になる発売日は
フュージョニスト最新色
「シャドウブルー」
同じく
「プラチナ」「イエロー」も同時発売
5月19日の発売が楽しみです!!
youtubeにで詳細動画ありますので
ぜひご覧ください。
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